身だしなみは社会人としてのマナー

警備の仕事に関わらず、どんな職業の面接でも身だしなみは重要です。失礼のない服装・身だしなみで臨むことは、社会人として最低限のマナーでしょう。
また、人の第一印象は15秒で決まると言われており、その大部分を占めるのは外見や装いといった視覚からの情報です。そのため、どんな職業でも、面接時に服装・身だしなみを整えておくことが大切なのです。

警備員の面接でも身だしなみが重要な理由

ここからは、警備員の面接時に身だしなみが重要な理由を説明します。面接を受ける前にしっかり準備をしておけば、未経験者でも安心して臨むことができるでしょう。

・身だしなみは信頼につながる

当然、警備員の面接時も身だしなみは重要となります。警備員は、施設や現場で人や財産の警備・警護にあたるため、信頼がとても大切だからです。例えば、服装がだらしなく、髪やヒゲを整えていない方と、服装や髪をきちんと整えて清潔感がある方がいたら、あなたはどちらに警備を頼みたいですか？多くの方が、後者を選ぶと思います。なぜなら、人は身だしなみから誠実さや信頼を感じるからです。

・警備員は施設や現場の一員！接客業も求められる

警備員の仕事は警備そのものだけではありません。ショッピングモールやオフィスビルなどの施設警備員はもちろん、工事現場やイベントの警備員も、その施設や現場の一員としてみなされます。施設や現場のイメージを左右するので、依頼する施設・現場側も身だしなみの整った方を警備会社にお願いするでしょう。
また、警備員はお客様に道や場所、会場などを案内したり、クレームの対応をしたりといった接客業を行うこともあります。身だしなみのきちんとした警備員のほうが、お客様も話かけやすく安心です。警備員の面接時には、身だしなみはもちろん言葉遣いや表情などもチェックされていると思って挑みましょう。

コミュニケーションが得意

警備員は人との接点も多いため、接客も重要な仕事となります。コミュニケーションが得意な方は志望動機に入れるとよいでしょう。

・例文1

警備員はお客様と接する機会も多いので、コミュニケーション能力が重要だと考えております。私は学生時代の飲食店のアルバイトを通して、接客のノウハウを学びました。また、英語も得意なので、外国のお客様にも対応することができます。これらの能力を警備の仕事に活かせるのではないかと思い、志望いたしました。

キャリアアップに意欲的なことをアピールする

経験者はもちろん、未経験者の場合でも、キャリアアップに意欲的なことをアピールするのもよいでしょう。

・例文2

私が御社（履歴書に記載する場合は貴社）を志望した大きな理由の一つは、人材育成プログラムや資格取得制度が充実している点です。業務に役立つ資格取得はもちろん、将来は育成業務にも携わりたいと思っております。入社することができましたら、指導教育責任者の資格を取得し、少しでも貢献できるよう尽力したいです。

志望動機を考える際の注意点は、面接を受ける警備会社の職種や募集内容などを必ずしっかり確認することです。警備の職種などによって求める人材が違う場合があるので、注意しましょう。

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