警備員の仕事に就くにあたり、どのような知識が必要なのでしょう。特に初めて就く場合には、実際どのような仕事なのか、果たして自分で務まるのかなどと不安になるものです。しかし、ご安心ください。警備業者では、通常、しっかりとした教育制度が整っています。「警備業法」の定めにより、警備業者は、その職に就く者が適正な知識や技能を習得できるように、研修を実施しなければなりません。これは法定教育なので、アルバイトでも社員でも、就業形態にかかわらず、必ず受講します。人々の安全・安心を守る警備員の仕事は、人命にかかわる責任の大きい仕事です。そのため、一定の正しい知識と技術を習得することが必要なのです。

その研修とは、どのようなものでしょうか。
警備員のための研修には、大きく分けて2種類あります。
初めて警備業に就く方に向けて行われる「新任研修」と、すでに任務に就いている方に向けて行われる「現任研修」です。

「新任研修」では、「基本教育」で法令や業務上必要な知識などを学習し、続く「業務別教育」で施設や巡回など各業務について学びます。その後、実際の現場での実地教育を受けるという流れです。新任研修は、合わせて20時間以上と研修時間が定められており、3日間から5日間かけて行う警備業者が多くあります。

次に、「現任研修」についてです。
こちらは、年度ごとに1回、「基本教育」「業務別教育」を合わせて10時間以上行うこととされています。
現任者のさらなる知識や技術の維持向上を目的とし、日々変わりゆく現場の実態に対応していくために受講しなければなりません。

なお、これらの研修は、国家資格である「警備員指導教育責任者」を有する者が行わなければならないと定められています。

こちらでは、それぞれの研修についてさらに詳しく見ていきましょう。
シニア世代でも生き生きと働きたい方が増えている現代。まず、気になるところが、警備業に興味はあるけれど、自分の年齢でも大丈夫か、特別な資格などは必要なのかというところかと思います。
結論は、警備業を始めるにあたり、18歳以上であれば特に必要な資格はありません。
前の項で述べた新任研修でしっかりと基礎を学んでおけば、高齢者でも十分に働くことが可能でしょう。

警備員として働くために必要な研修について、疑問は解消されましたか？
経験や資格を持っていない高齢者でも、研修制度が整っているので安心して働けます。
そして、やはり気になるのが新任研修中の日給かと思います。こちらについては、最低賃金以上は支給することが定められているので、研修期間中も安心して過ごすことができるでしょう。

東京・神奈川で警備員の仕事をお探しなら、タイガー警備株式会社にご相談ください。研修期間中の日給支給はもちろん、従業員にとって働きやすい環境を心掛けています。